FC2ブログ

ジョージ・A・ロメロ  リビングデッド

IMG_3977.jpg


なにやらまたロメロのリビングデッドが盛り上がってきていますね。

ジョージ・A・ロメロ監督の「リビングデッド」シリーズ作品こそが、
     近年のいわゆる「ゾンビ」の元ネタであることは言うまでもありません。

         
もともと、ゾンビって
   ブードゥー教で 「呪い」をかけて、生きている人を死んだ状態にする
                            ってことらしいんですが・・・・・・・・。


つまり、「逆」ですよね。
  「死んだ人が生き返る」ではなく、「生きている人を仮死状態」にするという。


ロメロ監督のゾンビは、正確にはゾンビではなく「リビングデッド」。

惑星の衝突によって、地球になにかしらの影響が起こり、死者たちが蘇る・・・・・・。
                つまり、ロメロ監督が発案した原因不明のウィルス!?系。


しかも、3部作本編で
   そのものたちを「ゾンビ」と呼ぶのは1回あるかないかくらい。
            基本的にはリビングデッド(生ける屍)って呼称していました。



● ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

a0250573_057593.jpg

 モノクロ作品にして、ロメロ監督の最初のリビングデッド作品。
  基本中の基本であり、この作品がなければ、後のシリーズ化はもちろん
   あらゆるゾンビ映画、 「バイオハザード」のようなゲームすら生まれなかった!
                                     といっても過言ではない。


 モノクロだけに、白と黒のコントラストが、より恐怖を煽ります。
           生き残りをかけ、人間の意地汚さや醜さをクローズアップし、
                極限において、人はどうするべきなのかを考えさせられる作品です。


ゲームのバイオハザードの「洋館」とか、
   あのへんの窓を塞ぐ、部屋を調べる、鍵を探す的なアイデアはこの映画が元ネタ。





● ドーン・オブ・ザ・デッド (ゾンビ)

日本公開時に 「ゾンビ」とタイトルを変更して公開されました。
           はい、これこそが我々日本人が最初に「ゾンビ」という言葉を知った映画でしょう。


上記の「ナイト・オブ~」も、いくつかのバージョン違いが存在しますが
    この「ドーン・オブ~」はかなりのバージョン違いが存在して、マニアを悩ませた作品です。


imagesPKOL4OA2.jpg

米国劇場公開版

 アメリカを中心に公開された一般的なバージョン。
    ロメロ監督の子気味良い編集とゴブリンの音楽も適度に挿入された、
     ゾンビファンがもっともなじみがあり、まず最初におススメするベーシックな編集版。

だれかに、見せるときにはこのバージョンが一番最適かと思います。



q1_2014081111021558e.jpg

ダリオ・アルジェント版

 ヨーロッパ方面の配給権を、イタリアのダリオ・アルジェント監督に委託しました。

 その時アルジェント監督が、ヨーロッパ人が好みそうに編集して、
       全編ゴブリンの音楽を使いまくってアップテンポにしたバージョン。


 アルジェント監督がこの時、タイトルに「ゾンビ」と付けました。


(のちにルチオ・フルチ監督が
同名の「ZOMBIE2」と付けた映画 「サンゲリア」を公開して問題になりましたね )
        
 

日本公開版も「ゾンビ」というタイトルになり、
      我々が生ける屍を「ゾンビ」と呼ぶようになったのもこの作品です。

日本公開版は、なんと「惑星の爆発シーン」を追加して公開されたんですよね~。




q2_201408111102152ad.jpg

ディレクターズ・カット版

 一応、正規なフィルムとして最長の上映時間を誇るロング・バージョン。
            見たことがないシーンが続々とでてきて、映像として貴重です。

 ただ、ゴブリン音楽が使われていないシーンが多く、
        シーンも間延びした感じがしてマニアの間でも賛否両論な作品。


※ 他にも正規?ではないもっと長い編集のものや日本テレビ初放送版もあります(苦笑)



ちなみに、舞台は「デパート」の中を中心に展開されます。
 エレベーターを開けたらドバっとゾンビがでてくるとか、銃砲店でいろんな武器を物色、
             デパートで食料の調達等ゾンビ映画やゲームの 「お約束」はこの作品が元ネタ。


ゲーム「デッドライジング」はこの映画がモチーフですね。




● デイ・オブ・ザ・デッド (死霊のえじき)

q3_20140811110214148.jpg

ロメロ作品の中でも、
「ゾンビ」のクオリティと、「やられ」エフェクトはこれ以上ない最高の出来。

 これほどリアルな描写は他にないのではないでしょうか。
                    (近年のCGのほうがチャチに見えます)

 特殊メイキャップマンのトム・サビーニが一番ノッていたころの作品です。


いつのまにか「バブ」を応援している自分がいました。

とにかく軍人たちの悪いこと悪いこと、
     ラストシーンの、「因果応報」とはこのことなのかと考えさせられます。

ゾンビ映画全体としては「ドーン・オブ~」のほうに軍配が上がりますが
         シーン的にこの 「デイ・オブ~  死霊のえじき」が好きですね~。




なぜ、ジョージ・A・ロメロ監督はこのような「リビングデッド」シリーズを撮ったのでしょうか。

生きた屍たちが大量に蘇り、つぎつぎに人を襲い食らう映画・・・・・。


「多くの人間たちが、物や金にとらわれて、それに依存し
    我が物顔で、この世を生きている。 それへの警笛だ。」 のようなことをコメントしていました。



もしかしたら、ロメロ作品の「リビングデッド」シリーズは
                  ホラー映画ではないのではないでしょうか!!




※ これらのロメロ作品は、近年 別監督にリメイクされ同じタイトルが付けられており
             ロメロ作品オリジナルか、リメイクの別物かを よくよくご確認されてから
                                     購入またかレンタルをしてください(*^_^*)








スポンサーサイト



« »

08 2014
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
FC2カウンター
プロフィール

WOO-JOE

Author:WOO-JOE
「レノヴァティオ・ラボラトリー」

ホームページはこちら↓
http://renovatio.huuryuu.com/

ブラックホール
ブラックホール【2015年7月下旬発送予定】

ブラックホール【2015年7月下旬発送予定】
価格:8,424円(税込、送料別)

ペンタゴン
ペンタゴン【2015年7月下旬発送予定】

ペンタゴン【2015年7月下旬発送予定】
価格:8,424円(税込、送料別)

ベンキマン
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

Archive RSS Login