ゴジラ造型写真集

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ゴジラ造型写真集


ゴジラの「着ぐるみ」に焦点を当てて
その映画作品ごとの「ゴジラ」のディテールを
詳細な写真で構成された「写真集」です。


初代ゴジラ、逆襲ゴジ、キンゴジ、モスゴジ・・・・・と
それぞれの着ぐるみの形状の違いを
あらゆるアングルから確認することができる
「資料書」となっております。


ゴジラ映画の「着ぐるみゴジラ」のほとんどは、
映画作品ごとに新規で作られては、
撮影終了と同時に破棄されたり、他の怪獣に改造されたり、
アトラクション用に下されたりしました。


もともと高熱になる光源での撮影と
アクションによる着ぐるみの劣化が激しく
撮影中は補修しながらも
映像が完成したころにはボロボロになって
その多くは破棄されてしまったらしいですね。


1作品ごとにゴジラが新規で作られて、
動きやすいように細身の体になったり、
耳が無くなったり、足の指が3本に省略されたりして
ゴジラのデザインが変化していったのでした。


モスゴジあたりから、
頭部の統一感を意識するようになってますね。
それでも、何かを足すことによって若干の変化があって。


モスゴジは目が固定でしたが
そのあとの作品「怪獣大戦争」あたりで
「眼」がラジコンで動くギミックを入れたため
コミカルな顔つきになっています。


動くこと自体は凄かったのですが、
精悍な顔つきのモスゴジの名残は無くなってしまいました。


平成に入って、ビオゴジあたりからは、
ゴジラにきちんとした統一感を出すために型を作って、
おなじ形状で何体も複製できるシステムを取り入れて
平成シリーズのゴジラは頭部の大きさは若干の差はあるものの
バーニングゴジラまで、ほぼ同じ印象を保っているのでした。
ミレニアムゴジラもそれを踏襲した感じになっていますね。


そういった部分も、
一つ一つ確認することができて
歴史的な資料としての価値がある本だと思います。
ゴジラ好きな人は持ってないといけない本でもあります(笑)


ご自分で粘土でゴジラを造形されたりする方々は
最高の資料になるのではないでしょうか。


今まで、こういったゴジラの着ぐるみ資料本は
2,3冊発売されていましたが、シンゴジラまでのゴジラを
完全に網羅した「着ぐるみゴジラ」本はこれ1冊。


ゴジラの形状の進化を知り
ミッシングリンク的なディテールに気づき
その姿に取り入れたモチーフを想像をめぐらす。
そんな読み方が楽しい本だと思います。


特に私が好きなゴジラは「初代ゴジラ」なのですが、
最初の「顔」のイメージコンセプトが「キノコ雲」のような恐ろしさ。
(雛型初代ゴジラを正面から見るとわかるのですが)


全体のプロポーションは当時の恐竜図鑑にも載っている
ズデネック・ブリアン氏が描いたイグアノドンがモチーフだったり。
背中のトゲはステゴサウルス等のそれですね。
それでも、顔の造形にいたっては、
「狛犬」「唐獅子」あたりを参考にしていたり。


なので、「恐竜」と「獣」が混ざった、
「怪獣」というまったく新しい
この世にいない生物のデザインが
構築されたということらしいです。


そういった当時の逸話や伝聞と
この本の写真を合わせて見てみると
いろいろな発見があって勉強になります。









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